Monthly Archives: 4月 2008
【書評】:なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?
このところ戦略論に関する本を色々と読み漁っているのですが、詰まるところ戦略というのは”如何にして差別化をするのか”とうことであり、”ブルーオーシャン戦略”にしろ”イノベーション”にしろ、結局は差別化要因をどうやって探すかという事について語っているのかな、というある一定の納得が得られてしまっていたのですが、この清水勝彦さんの著書「なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?」はなかなかにして新鮮でした。
著者がこの本の中で推し進めている戦略は、その名も”やってみなければわからない戦略”です。著者自身も語っていますが、なんともあか抜けない戦略名ですが、かえってストレートに本書の内容を語ってくれています。「正しい試行錯誤のすすめ」というのがこの戦略です。
本書の中で著者は、そもそも戦略があるのは当り前の世界になり、「戦略のコモディティ化」が進み、「正しい戦略という幻想」があるために現場と上層との乖離が進んでしまって、実施されない戦略が生まれてしまっているとうい問題提起をしています。ユニークなのは、そもそも将来の事など誰も分からないという点に立脚している点です。
つまり、戦略主義も現場主義も、「正しい戦略がある」ことを前提とする限り、それを追いかけて「これまでやってきたことをもっと一生懸命やる」以外はないのです。
しかし、予想がつかない未来に対して、どれだけ一生懸命「現場に出ても」「情報を集め」て「分析」したとしても、「正しい戦略」を見つけることは不可能に近いことです。
正しい戦略などないのだから、視点を自社に向けてアイディアのポートフォリオを作ってアイディアを実験してみて、当たったアイディアを育てていこうといういうのが、この”やってみなければ分からない戦略”の本質のようです。これを実施するための環境構築について三つの土壌が必要だと説明しています。
- 新しいアイディアを産む土壌作り
- 実験をする土壌作り
- 実行すう土壌作り
設計を担当してきた私の立場からすると、なんと楽しげな戦略だろうと思うのですが、この戦略を大企業でインプリメントするのはなかなか大変でしょうね。今をときめくweb2.0企業、googleやはてなはこの土壌が出来ているような気がします。
もし自分が会社をおこすようなことがあれば、ぜひ参考にしたい戦略論です。
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なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか? 清水 勝彦東洋経済新報社 2007-08 売り上げランキング : 195122 by G-Tools |
温泉パンの旭堂
温泉パンの旭堂というお店をご存じでしょうか?と、問いかけながらもたぶん知っている人はほとんどいないと思います。お店自体は栃木県の喜連川温泉にあるようなのですが、なぜか会社の売店にこのお店の温泉パンという商品が販売されています。どういういきさつで置かれているのかは定かではないのですが、この温泉パン、他に類を見ない味なんです!3個入りで売っているのですが、一つ一つがものすごくどっしりしていて、パンの生地もギッチリと詰まったという感じなんです。自然な甘みと独特の食べ応えがあってとても美味しいのですが、いかんせん一つが重たいので、1個食べたらもうお腹いっぱいという感じです。ある意味とても経済的。でもおやつ感覚で食べると普通の食事がノドをを通らなくなります。。
しかし、今回ご紹介したい商品は、旭堂のラスクという商品です。
この商品も会社の売店に売っているのですが、職人さんが一本一本丁寧に焼いたフランスパンをラスクにしたというふれこみの商品なのですが、これまた温泉パン同様、ラスクなれど他には類を見ない食べ応えなんです!
フランスパンをラスクにしているので耳の部分はザクザクと普通のラスクより硬いのですが、中の生地のところは独特のサクサク感があって、噛んでいて気持ちがいい。
味はプレーンとメープルがあるでのすが、断然メープルをお勧めします。
会社でちょっとおやつにしようと思って買ったのですが、その美味しさにすっかりリピーターと化しています。家にも買って帰って、いつもストックがある状態にしています。周りの席の同僚も思わずつられて買うようになって、私の周りではちょっとしたブームになっています。
楽天にショップを出していることが分かったので、是非みなさんにも試してほしくてご紹介させてもらいました。
是非ご賞味あれ!
試してみないとわからないことがある
先日、フランクリン・プランナーで手帳生活スタートというエントリをしてますが、せっかくちゃんとした手帳を購入したので、それに合わせてちゃんとしたペンがほしくなってしまいました。
#何事も無駄に凝り性なんです。。。
楽天でいろいろ検索してみて、一旦はペリカン スーベレーン 600 ローラーボールに決めていたのですが、試し書きせずに購入するのはどうも不安だったので、面倒くさいながらも渋谷ロフトに行って試し書きしてみることにしました。早速手に持って試し書きさせてもらったところ、どうもしっくりこない。なんとなくペン先のすべりが悪い感じがするんです。しかもキャップ部分が太すぎて、フランクリン・プランナーのバインダーについているペンホルダーに入らないときたので、早々に候補から外れました。いや~、勢いで通販しなくて良かった。。
それで店員さんに「お勧めなのはない?」と聞いたところ、カランダッシュ エクリドール タイプ55 ボールペンが書きやすいと評判だという情報を入手。早速試し書きさせてもらうと、確かにスラスラと書ける感じがするじゃないですか!持った感じもそこそこ手になじむし、デザインは若干好みからは外れるけど、筆記用具はまず書き味でしょ!ということでこれに決め、ロフトでは購入せずに楽天で発注しました。現在商品到着待ち状態です。
インターネットの普及によって、ネットショッピングは日常的な購買行動になってはいるものの、やっぱり実際に試してみないと本当のところが分からないものって多いですよね。今回の私のように一旦試してから購入するという購買行動をTryvertisingというそうです。
少し前にいつも読ませていただいている百式で商品の味をシートで試してもらうための『First Flavor』というサービスが紹介されていました。今回の私の購買行動からも、こういったサービスが登場するのはうなずけますよね。商品を提供するメーカー側も、「手にとって見れば分かってもらえるんだ!」と思っているところは少なくないだろうし、ユーザ側にも実際に試したというニーズは間違いなくあるわけですから、ここを繋げるサービスにはビジネスチャンスがありそうな気がします。
今後、”Tryvertising”というキーワードでいろいろとアイディアを掘り下げてみようかな~
”PiLiLi::Blogger”ブログ始めました!
ブログを始めようと心に決意してBloggerに登録したものの、なかなかスタート出来ずにいた本ブログですが、一応、全体の体裁も整ったということで、本日から本格スタートということにします!
”PiLiLi::Blogger”の名前の由来
”PiLiLi”は「山椒は小粒でピリリと辛い」の”ピリリ”という擬音語に由来しています。私はこの”ピリリ”という感覚が好きです。甘すぎず辛すぎず、ちょうど良い感じの刺激を表す表現だと思っていて、自分の価値判断をするときに良く登場します。例えば服を買うにしても、「これはちょっと派手すぎるな~。でもこっちはちょっと地味すぎるし。お!これはなんかピリリとくるね!」みたいなw(伝わるかな・・・)。
甘すぎず辛すぎず、なんとなくみなさんの心にピリリと来るような話題を提供して行ければな~という想いから、”PiLiLi::Blogger“としました。
まだまだ私の表現力がプアなので、このブログを通じてこの”ピリリ”という感覚の本質を上手く表現出来るようになればなとも思っています。
このブログでやりたいこと
ブログを始めようと思ったきっかけは、勝間 和代さんの効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法、本田 直之さんの レバレッジ・リーディング
、梅田 望夫さんのウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
を立て続けに読んで、今をときめくベストセラー作家さんが共通して、「知的生産のアウトプットとしてブログは有効である」と語っていたことに強くインスパイアされたからです。
基本的に何にでも興味を持ちやすい質なので、何かと影響を受けやすいっちゃ受けやすいんですが、以前から自分の知識のインプットとしての情報収集はやってきているものの、それをアウトプットとしては出せていなかったなと、前述の著書を読んで反省しました。
勝間さんの言葉をお借りすれば、「知的生産性向上のためのアウトプット」として、このブログを活用していければと思っています。
その中で、これを読んでくれる方々に少しでもコントリビューション出来るような情報を提供して行ければと思っています。
ということで
1日1エントリを目標に更新していこうと思います!!
主に、
- 書評
- 知的生産性
- アイデア発想
- ファシリテーション
- キャリアプラン
- 商品紹介
に関するエントリになっていくと思います。
そのうち、自分のブランドが確立されて、提供していける確たるテーマが見つかればまたその方向に展開していきます。その探索の意味もあるかも。
それでは今後ともよろしくお願いします!
Photo by uBookworm
