同じ情報を見て何を感じるか、読み取るか

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 7/13号の思考法の特集で面白い記事があったのでご紹介。

すでにこのブログ書いた忘れてしまったけれども、私、いつか会社起業したいと考えてます。ただ、まだまだ会社経営できるだけのスキルも足りないし、何よりもどんなビジネス提供出来るかの具体的アイデアないので、今はひたすらビジネスアイデア探索しているところです。このブログもある意味では事業創出への旅の過程といえます。

とはいえ常にビジネスアイデアなど出てくる訳もなく、やはり地道な情報収集が大事なわけで、色々な本を読んだり新聞を読んだりする訳です。でもそう言った情報収集から得た蓄積を上手くビジネスアイデアに転化できていないな〜と以前から考えてました。そこで響いたのが特集の中で紹介されていた「ビジュアルシンキング」です。

『「年収2000万vs500万」の思考法』という記事なかで紹介されていたのですが、デキるビジネスパーソンは日経新聞の一面など読まずに企業面と消費面を経営者視点、顧客視点で読むのだそうです。その際に経営者は読み方のフレームワークを持っていて、5W1Hで書かれている新聞記事を「」と言う軸で読み取るのだそうです。つまり、「誰が」(Who)、「誰に」(Whom)、「何を」(What)、「幾らで」(How much)に着目するのだそうです。

そして、3つのステップでガンガン記事を読み解き、ビジネスアイデアにつなげるのだそうです。

Step1:「Fact」をつかむ
Step2:「Opinion」をつかむ
Step3:「Idea」を発想する

Step1で「3W1H」を使って読み解くです。さらにこれを図解する事で、他社が実践しようとしているビジネスモデルをつかみ取るのです。これが「ビジュアルシンキング」です。更に読みよく力を養うには「経営者アタマ」と「消費者アタマ」の「二つのアタマ」を使って記事を読み解くのがポイントとのこと。

記事の中ではいくつかの事例でビジネスの関係を図解していましたが、早速自分でも実際のニュースに対して 「3W1H」を実践してみました。

ソネットと宝島社、好みの髪形を探せる携帯向けサービス

この記事を私なりに「3W1H」で図解してみました。

少し例が面白くなかったかも。。このソネットのビジネスモデルは基本的にはネット広告ビジネスのためのPV獲得のためのコンテンツという位置づけだと思われます。もちろん、ソネットとしてはこの「ヘアスタ」のサービスを通じてPVを獲得し、他のサービスへの誘導効果も狙っているのではないでしょうか。アライアンスを組んでいる宝島社に対してはヘアスタイル画像提供に対するある程度のフィーが発生しているものと考えられますが、宝島社としても「ヘアスタ」サービスを通じて宝島社の持つヘアスタイルコンテンツ(具体的にはヘアスタイル雑誌)の宣伝効果にも繋がるので、ソネットから宝島社へのフィーはほとんど発生しないのではないかと考えられます。

とまあ図解することで、確かにビジネスの構造が少し見えやすくなると思います。あとはこれをビジネスアイデアにつなげる為には、「人」、「モノ」、「カネ」をずらすのだそうです。つまり、「モノ」をずらすとは、ここでは宝島社から提供されているものを「洋服画像」にして、「好みのファッションを試せるサービス」、とかね。

この「ビジュアルシンキング」はシンプルだけど、ビジネスアイデアを考えるにはすごく良いツールだと思います。今後、このツールを使って色々なビジネス事例について考察して行こうと思います。

ビジネスモデルの考察:雨用のビジネスシューズをJavariで購入

季節は梅雨真っ盛り。こんな季節は通勤途中で雨なんかに降られた日には、靴への浸水から来る不快感で朝から戦意喪失って感じですよね。以前から雨用のビジネスシューズがほしかったのだけれども、レディースシューズと違い、メンズシューズはなぜか機能性も優れていてデザイン性もそこそこあるというちょうど良い商品がなかなか見つからないのが現実なのです。

そこで、Javariの登場。Amazonが運営するバッグとシューズに特化したショッピングサイトなのです。今回はJavariのビジネスモデルを私目線で検証。

基本的なビジネスモデルはAmazonと同じで、大量な商品を発注から早いピッキングで商品を発送するというネット通販。大きく
異なる点は取り扱い商品をバッグとシューズに絞り込んでいる点。とはいえバッグとシューズという商品は、本来、店頭販売で実際に手に取ったり試し履きしたりして「実際に試す」というのが購買につながるという特徴がある商品。従来のネット通販ではショッピングサイトのデータや写真で判断するしかなかったところを、Javariでは30日間であれば何品でも返品可能とすることで、ネットショッピングでありながら「実際に試す」というバッグ・シューズという商品独特の購買行動を可能としています。

んで、実際にこのJavariで雨用の靴を注文してみました。購入したのはマドラスウォークというブランドの商品。素材にてGORE-TEXを採用して、雨天での耐水性を実現している商品です。

ところが、実際に届いて早速履いてみると、なんかすげーでかい。。返品できると分かっていながらも、実際に返品するとなるとちょっとめんどくさいので、一瞬我慢してしまおうかと迷った。でもそこまで安いものでもないし、返品が無料なのであれば返品しとくか~ということで、返品手続きをする。返品手続きはJavariのサイトから返品用伝票を印刷して荷物に同梱し、着払い伝票に発送者の名前などを書いて返信するだけ。返品手続きと同時に新たに違うデザインのものを発注。今度は同じ轍は踏むまいと、返品無料の利点を活かして同時にサイズ違いを併せて同時に3足を発注。届いてから合うシューズを選らんでそれ以外を返品するという発注スタイルに変更しました。さすがに今回は足にも合い、無事購入となりました。

Javariのビジネスは商品の特徴に併せて「返品無料」としたところが特徴だけれども、実際に利用してみると、返品無料はネットショッピングでシューズを買う上でのハードルは確実に下げてくれるものの、やっぱり返品手続きは面倒だよな~。さらにJavariだけでなく、ネット通販の場合、荷物の受け取りが面倒。専業主婦がいるご家庭や宅配ボックスがあるマンションなどであれば問題ないかもしれないが、それ以外の人にとって、受け取りの面倒さはやっぱりある。最近はコンビニ受け取りなどのサービスもあるけど、深夜配送とかあったら便利なのに~といつも思う。

そもそもこのビジネスモデルはAmazonのような大量な商品を扱って、運送会社との契約でまとめて運送することで運送費を下げるという形態になると思われるので、なかなか他の会社が真似ようとしても難しい。自分の会社の強みを活かしたサービス展開ではあるけど、まだまだAmazon本体のサービスのように、気軽なショッピングを実現するまでは至っていない気がする。